キプロス・ショックとビットコイン
今日は「日経225 月足【5つの暴落サイン】数ヵ月内に1万6500円ターゲットを示唆か」というアイデアをトレーディングビュー(TradingView)にアップしました。
2013年3月16日に発生した「キプロス・ショック」では、ビットコインが大暴騰するきっかけになりました。
今後も経済危機は仮想通貨暴騰のきっかけになるのでしょうか(暴騰といっても上がったのは、実は1ヶ月だけだった)。
日経平均に黄色信号が出ている
まさかとは思いたいですが、日本発の経済危機というのも十分考えられるわけです。
日銀の債務超過、日経平均大丈夫?
実際、日銀はETFを買いすぎて平均単価が上がり、もし日経平均が下がったら「含み損」を抱えます。日銀が債務超過に陥ったらどうなるでしょうか?
黒田総裁は保有しているETFについて「期末時点で時価が簿価を下回る場合は、引当金を計上する。決算上の期間損益は下押しされる」と述べた。ただ、日銀の損益は、国債の利息収入やETFの分配金の収益などいろいろな要因を組み合わせて全体として決まってくるとし「ETFの要因だけを取り出して、債務超過になる水準を答えるのは適当ではない」とした。―ロイター
この一連の黒田日銀総裁の発言を元ジョージ・ソロスのアドバイザーだった藤巻健史参議院議員が一言でまとめています。以下の通りです。
というわけで、日経平均の行方が非常に気になります。
大きなファンダメンタルというのは、とかくテクニカルの転換点に合わせて起きるものです。
早速チャートチェックです。
2019年の日経平均は1万6500円がターゲットに。テクニカル分析で下げ予測が可能。
ボクがよく使う5つのテクニカル指標によれば、日経平均は1万6500円をターゲットに進んでいると見ています。
ちょっと、ごちゃごちゃしてわかりにくいでしょうか。
シンプルにしましょう。
テクニカル分析1:MACDとRSIにダイバージェンスが発生している
テクニカル分析2:移動平均線系のインジケーターに売りサインが出ている
最近良く使っている新興系のインジケーター「WaveTrend with Crosses(デッドクロス入)」と「9 Seasons Rainbow Oscillator(黄色買われすぎサイン) 」にも売りサインが出ています。
テクニカル分析3:ウォルフ波動が1万6500円ターゲット示唆
だいだい色のライン(ウォルフ波動)が、1万6500円を示唆しています。
テクニカル分析4:フィボナッチエクスパンションの0.786ライン
3月をコマ足+陰線ハラミ足で終えているので、今月から下落がはじまると仮定して、フィボナッチエクスパンションを描くと0.786ラインは1万7600円。
1万6500円に行く前に、一旦ここで反発するサポートラインになると予測します。
テクニカル分析5:ギャンスクエアの第4アーク到達と共に下落に入り
ギャンスクエアの第4アーク到達と共に下落に入り、トレンドラインとアングルのサポートで小さな反発しかしなかったことです。
このまま、アークに沿って雲で一旦反発し、1万6500円を狙って行くのではないかと見ています。
日銀債務超過とインフレと仮想通貨
もっとも、日経平均下落による日銀債務超過があったとしたら、インフレ率が上昇しますので、一時的に日経平均が暴落しても、円ベースではそこから暴騰するでしょう。
その時、仮想通貨が暴騰するのか。
そこが、一番気になるところです。
それでは、また!
仮想通貨イーサリアムって何?
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