仮想通貨リップルについて簡単に説明しましょう。
仮想通貨をはじめると気づくのが、仮想通貨はビットコイン(BTC)だけでは無いということ。取引所の画面を見ると「イーサリアム(ETH)」、「リップル(XRP)」など、様々な仮想通貨が取引されていることがわかります。
今日は、その中で仮想通貨第2位の時価総額を誇るリップルについて簡単に説明したいと思います。
仮想通貨リップルとは何か。
仮想通貨といえばビットコインと思っている方は驚かれるのですが、日本で一番人気のある仮想通貨はリップルです(金融庁調べ)。
リップルは仮想通貨XRP(エックスアールピー)の通称です。
リップルは2012年に発行されました。その後リップルを多く扱い、開発に関わっていたアメリカの「オープンコイン」という会社が「リップル」に社名変更されたため、リップルがリップル社なのか仮想通貨リップルなのか混同を避けるため、「仮想通貨リップルはその略称である『XRP』を正式名称として採用し、リップル社と区別する」ことになったのです。
しかし、一旦区別はしたものの、長年XRPのことをリップルと呼んで親しんできた仮想通貨ファンは、未だに「XRPのことを『リップル』呼んでいる」のです。
リップル(XRP)のメリット・デメリット
では、トレーダーにとってリップルのメリットとデメリットはなんでしょうか。
主なメリット
送金時間が数秒:取引所間の送金時間も数分なため便利です(ビットコインは数時間)
送金手数料が安い:どんな金額を送金しても数円です(ビットコインは小さな額でも手数料が数千円のことが多い)
XRPを利用した多くの実業が存在する:何に使われるか実態がよくわからないコインがほとんどの仮想通貨ですが、XRPは海外送金のブリッジ通貨として、様々な企業が実際に利用しています。
主なデメリット
流動性が低い:あまりに人気で、多くの投資家が長期保管しているため、取引所での取引量が少ない。
発行枚数が多い:1ビットコイン=100万円に対し1XRP=40円ということを不思議に思う方が多いのですが、理由は簡単。ビットコインよりXRPのほうが、発行枚数が圧倒的に多いのです。したがって、ビットコインのような価格にはならないと考えられています。
投資商品が少ない:ビットコインと比較すると、先物や投資信託などの商品が多くありません。
リップルが期待されている理由
このように、メリットやデメリットがあるリップル(XRP)ですが、日本で一番人気がある仮想通貨であることからわかるように、リップルは仮想通貨の中で最も大きな値上がり期待されている通貨であると言えることは間違いありません。
ではリップル(XRP)の何が投資家たちを惹きつけているのでしょうか。
その一番の理由として、「仮想通貨社会に一番近い仮想通貨」であることが挙げられます。
たとえば、
数多くの銀行がXRPに対して期待感を表明している。
いくつかの銀行や送金会社がXRPを利用して国際送金をしている。
国際送金大手マネーグラムがXRPを利用した国際送金を始めることを表明した。
などがあります。他にも、XRPの開発に最も関わりが深いリップル社を取り巻く様々な要素に期待して、XRPに投資する人もいます。
さらにリップル(XRP)について知りたい方は、リップル社の公式ホームページやXRPの投資家として有名なジャイアント・ゴックスさんのウェブサイトなどをご覧になることをオススメします。
それでは、また!
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イーサリアムとは?
仮想通貨1位はビットコイン。2位は、現在イーサリアム(Ethereum)とリップル(Ripple"XRP")が上位争いをしています。日本ではリップルのほうが人気ですが、イーサリアムも根強いファンがいることで知られています。イーサリアムのチャートはこちら。
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